論語

礼を学ばずんば、似て立つこと無し

礼を学ばずんば、似て立つこと無し

季氏
柔道用語でも礼に始まり礼に終わるとあります。 家族でも朝の挨拶により気持ち良く一日の スタートが切れます。 そしていくら仕事が出来て切れ者と言われても 挨拶が出来ない人は社会では認められない。 はたまた、自分が偉くなった妄想で ふんぞり返っている人も・・・ きちんと人と人とのコミュニケーションが 気持ち良くとれることが生きていく中で大切なことだという 教えだと思います。

事を敬して信なり

事を敬して信なり 学而

与えられた仕事を雑用と思えば何とも悲しい。 雑用と言う仕事はないはずだ。 どんな仕事にも必要性があり その部分を知らんふりしておくと必ず支障が出る。 掃除でもお茶を出すことも社会では大切なこと あなたがやってくれたから いつもと違うね 綺麗になったね、美味しいお茶が飲めるねと 言ってもらえるようなスペシャリストになることを 目標にしてほしい。

遠き慮りなければ必ず近き憂いあり

遠き慮りなければ必ず近き憂いあり 衛霊公

先々の事を考えて行動しないと、禍(わざわい)は身近な所からやってくる という論語の教えですが こんなに騒がしい毎日では先の事は考えられない。 でも、こんな私でありたい。 こんな家族でいたい。 こんな思いで過ごしていたい。 そんな小さな希望、目標は持つことが出来る。 そして来たるべき悲しみを禍とは思いたくない。 みんな越えてきた辛いことも どんな風に受け止めて強い私でいられるのか 心の置き場所を自分で持っていたい。