禅の言葉

身心脱落

身心脱落(しんじんだつらく) 心があたたまる禅の言葉から 身心脱落とは座禅を重視する道元がすべての束縛から解き放たれ 悟りの境地に達した日、師に告げたもの 身も心も澄み切った境地を表現したもの 以前、冬の寒い朝、京都の建仁寺で座禅体験をした。 明け離した室内は吐息が白く見え、 靴下と防寒着は脱ぐようにと言われ 震えながらの座禅だった。 身も心も震え、何分立っただろうか 無心とはどうしたらいいのか ふつふつと考え事が浮かび 落ちつかない40分だった。 たまには静かな場所で 瞑想をする。 そんな訓練を重ねると 心も身体もスッキリと解きほぐされる様に なるのかもしれません まさに修行です