啐啄同機

啐啄同機 禅語より
ひな鳥が卵から孵る時に、ひな鳥の発する気配を感じ取って、 親鳥が外側から、殻を、叩いて、ひな鳥が殻を割って生まれるのを 助ける様子をあらわした言葉です。 師弟関係、先輩後輩、親子関係においても タイミングは必要です。 お互いの気持ちをその気配や動きで読み取り 絶妙な時を待って巣立ちを応援したり 励ましたり 鈍感力と言う言葉が一時、流行りましたが このような時には敏感でありたいと思うのです。 言葉にせずに殻をつつき合うような繊細な行動は 日本人にとても似合う情景ですよね。