更新日時:2023年7月28日
昭和21年篠崎組として発足、昭和27年4月株式会社篠崎工作所として法人組織化し、昭和41年5月「直方工業株式会社」に社名を変更。以後 、円高等による産業構造の変化のもと、従来主力とした大型製缶加工より脱皮し、ステンレス・アルミ・チタン製品の加工・製作・据付のエキスパートとして更に高みへとチャレンジを続ける直方工業㈱の篠崎社長にお話を伺いました。
■社員そしてその家族が豊かに幸せに・・・そして社会貢献・・・そのためにやっています。
篠崎社長 これが経営信条です。(と、会社のパンフレットを見せてくださいました)
「信用を重んじ、確実を旨とする。技術を通じて国家社会に貢献し 社業の繁栄によって従業員の豊かさを築く」
一企業として、良い製品を社会に提供していくために、技術を磨き、努力を続けること。これは、当然のことだと考えています。私自身、一個人としては、もう満足しているんですよ。だから、あとは会社の繁栄と同時に、従業員やその家族にも豊かさを提供したいと思っています。そして社会貢献ですね・・・もともとずっとそういうつもりでやってきました。
篠崎社長 26歳の時、親父(先代社長)を癌で亡くして会社を継ぎました。それからなので、もう30年間になります。今年で56歳ですからね。末吉所長とは同級生なんですよ。
篠崎社長 いいえ。私自身は事務系出身です。親父(先代社長)からは、会社は継がなくて良いと言われていました。大学の文系学科で学び、公務員を目指そうかと考えていたくらいです。ですが、在学中に親父が癌だと知り、会社を継ぐ決心をしました。それで、卒業後、ある会社の設計部門に就職して設計を学んだんです。
篠崎社長 はい、直方市法人会の副会長、直方商工会議所の議員を務めています。企業が社会貢献をしていかなくてはならないと、法人会などでも良く言われています。私自身は、社会貢献といっても直接何か出来る訳ではありません。企業としては、利益を上げ税金をしっかり納めるくらいです。ですので、国境なき医師団やユニセフなどに対してわずかな中からですが支援をさせていただいています。自分を犠牲にしてまで活動をされているような方には頭があがらないですね。
篠崎社長 大手会社の下請会社としてやってきましたが、 やはり自社製品を世に送り出したいと考えています。 現在、良いと思うところには投資をして取り組んでいます。 資金力の面等難しい部分もあり、その取り組みはまだ花開いてはいません。 しかし、それが花開けば、会社全体も良くなるし、 社員にとっても良いし、さらにそれが社会貢献につながっていくと思うのです。
社名 | 直方工業株式会社 |
所在地 | 本社工場 〒822-0013 福岡県直方市溝掘二丁目7番13号 TEL 0949-25-1111 FAX 0949-25-1115 |
代表者 | 篠崎 光繁 |
関連会社 | ㈲直方工業エンジニアリング ㈲NKウォーターテック |