更新日時:2023年7月25日
今回のお客様紹介ページでは、遠賀郡遠賀町の丸昇製作所株式会社 山田曻社長にお話をおうかがいさせていただきました。
山田社長 勤務先だった会社が、リーマンショックの煽りを受けて、経営状況が芳しくなくなったため、退職をしました。その後、知り合いの経営する会社に勤めるために長崎に二週間ほど滞在するなどしたのですが、仕事に対する考え方が自分とは合わないと感じました。それで、北九州に戻ってきて、自分で始めようと思い立ったのが起業のきっかけでした。
山田社長 出てきたら、働け。(笑)仕事を断るのが嫌ですね。
山田社長 やはり、利益を追求すること。「利益を生み出そうということに向けての思い」でしょうか。
経営理念というと、よくいろんな経営者の方が、「社会貢献」なども口にされるけれど、私としては、自分が行っている事業によって直接的に「社会貢献」しているという感覚はありません。物を製造し、それを納めることで、社会との繋がりは感じますが・・・。 そういったことよりも、会社として職人の従業員さんを抱えて経営していく中で、この従業員さん達の立場を守っていくこと、それが私にとっての社会貢献かなと考えるようになりました。
山田社長 そうですね。独立を希望する職人さんに対しては、独立方向に持っていってあげるし、職人として、そしてサラリーマンとしての立場を全うしたいと考えている従業員さんについては、その立場を守ってあげたいと考えています。
職人としての技術に関しては、人から教えてもらうようなものではないと思います。自分自身で努力をしないことには伸びません。稼ぎたいという思いがあれば、技術は伸びていくと思います。
山田社長 やっぱり「約束を守る。」そして、「嘘を言わないこと。」シンプルが一番だと思います。
山田社長 そうですね。「納期」がやはり一番の約束です。しかし、突発的な事故や状況の変化により、当初の納期にどうしても間に合わない事態に陥る場合もあります。我々は下請け業者ですが、発注者(元請け会社)と下請け会社とどちらも「お互いが成功する」ことが必要です。 状況は刻々と変化していきます。その中でお互いの信頼関係を大事にするには、サラリーマン時代の「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)を、取引先との間でも小まめに実践するべきなんです。何か不測の事態が起こった際には、すぐ連絡をすること。明日納期のその前の日に言われるよりも、前もって連絡をすれば取引先としても対処出来る部分があるはずなんです。 そうやって信頼関係を築いていくことが大事だと思います。
山田社長 特にないですね・・・。逆を言えば、大嫌いな言葉なら有ります!
「和気藹々」仕事に、「和気藹々」は要らないと思うんですよ。よくある「アットホームな職場」とか・・・。「和気藹々」とか「アットホーム」は、プライベートな関係性の話で、仕事上で一番大切なのはそこではないと思います。 仕事がスムーズに円滑に進むこと、それが一番大事なはずです。
会社名 | 株式会社 丸昇製作所 |
代表者 | 山田 曻 |
所在地 | 福岡県遠賀郡遠賀町大字広渡2475番地 |
電話番号 | 093-293-9721 |
ホームページ | http://marusyou-9.com/ |