桜の樹は365日待っている

桜の樹は 365日 待っている。               (玄秀盛:「玄理玄則」より)
花を咲かせる10日くらいのために さくらは一年待っているのです。 寒くても暑くても生き抜いて 春には花を咲かせてくれます。 順調にいかない 辛い 悲しい・・・ 人生いろいろあるけれど じっと耐え 淡々と生きることで また 花が咲く頃がやってきます そんな言葉でしょうか・・・ 明日、父が10年持ち続けた心臓の大動脈瑠の手術に臨みます。 心の片隅にいつもいた爆弾 高齢にもかかわらず、医師も果敢に挑んでくれます。 そしてこの残されたチャンスに父は望みを掛けます。 10年間で医療は凄い勢いで進化して このチャンスを迎えられました。 じっとじっと待っていた父に桜の花が咲くよう 祈るばかりです。